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ピクシブさんのインターンに参加させていただきましたので感想を共有させていただこうと思います。
チームメイトのNくんことなめたけくんの記事のほうがプロダクトの中身は詳しいので、こちらも参考にしてください!


【なぜ参加したのか?】
 端的にいうと、修論にデータを使わせていただきたいが8割、報酬10万に釣られたが2割です。不純でしかない。
なお修論については、「オタクには流行ジャンルの移り変わりがあるけれども(例:おそ松→コナン純黒→YOI)、一番最初に飛びつく人って同じな気がする。pixivの作品のタグデータとかユーザーデータとかでモデル化したい」という感じで書きたいと思っているのですが、社員の皆さんにお伝えしたところ概ね好評で、現在人事の方とやり取りしているところです。

【選考過程】
 一次はESでした。何かオタク全開みたいなことを書いたところ無事通過しました。
二次はグループ(と言うか、二人)面接でした。ESを元に色々聞かれる感じですが、「今までに何かを作ったことがあるか」「それは誰かと一緒にやったことであるか」がかなり重視されているようです。私は後者は怪しかったんですが(他のコンサルとかのインターンにそこそこ参加したから多分大丈夫、と答えた)、前者は中学の時アニソンバンドとしか言われないのが悔しくてGARNET CROWのファンサイトを作ってSEO対策とかまで頑張った、で結構面白く受け取っていただけました。なので、どれだけ凄いものを作ったか、じゃなくて、何でつくったか、そのためにどうしたか、とか論理的に説明できることが一番大事なんじゃないかなと思います。
なおインターン終了後に人事の方になぜ私を通したのか伺ったところ、「分析力を買ったのと、今までビジネスプランばかりでものづくりをやったことがない人が参加したらどうなるのか見てみたいと思ったから」と仰っていました。
ちなみに一緒に受けた方も東大だったのですが落とされてしまっていたので、学歴だけで見ている訳では決してありません。実際のインターン参加者も、早慶東大旧帝一橋東工あたりまで含めて私しかいませんでした。何か嫌な書き方ですが、ご参考までに……

【インターン】
 インターン内容ですが、ビジネス職とエンジニア職(とチームによってはデザイナー職)が組んで、「世界に向けた創作活動が盛り上がるサービスをつくる」のが2週間のテーマでした。
 私はインターン参加経験は何回かあるのですが、上の定義で言うとビジネス職だけで案まで作って終わりのものばかりだったので、プロダクトまで作るのは初めての経験でした。
 他のチームはビジネス職1人とほか3人……なんですが、うちのチームだけ私含めて2人でした。エンジニア職はふたりとも関西の大学生。1年のNくんは、バックエンド担当で、プログラミングはよくわからないんですが「◯◯ってできる?」と聞いたら全部「あ~できますよ~」と返ってきたのでめっちゃ優秀です。もう一人は3年のCくんで、韓国からの留学生ですが日本語ペラペラ、某R社の数十万の給料が出るインターンも経験済みで、フロントエンド担当でめっちゃ優秀です。優秀な人しかいませんね。
メンターはカスタマーサポートのつぼさんと、ファクトリーのエンジニアのいっくん(ピクシブは社員さん同士ニックネームで呼び合う制度です!)でした。

 インターン中は最終報告含めて計4回発表(中間発表はLightning TalkでLT)があり、社員さんたちからフィードバックとそれを集計した点数の順位を頂けました。

【インターン中の経過】
①~1st LT
 1回目のLTは議論の仕方もよくわからないまま「ポートフォリオってタンブラーで作ってる人いるけど、pixivから直接作れたら便利だよね!」という感じで発表しました。
……が、LTの社員さんの反応が悪い。そりゃポートフォリオって一回作ったら終わりですもんね。創作活動が「盛り上がる」要素がない……
(あと私のプレゼンが修論の中間発表みたいな体裁で作ってしまったのもある。明らかに他班の発表と比べてつまらなかった)

②~2nd LT
 ということで1回目のLTは最下位でした。もう一回考え直そう!
 と、ブレストから再開しようと思ったのですが、

……何も出てこない!!!!

 私がブレストを促してもエンジニア2人から何も出て来ない。当たり前ですね、ブレスト慣れてないんですから。
エンジニアというのは職人です。正確をつきつめるのが大事。だから「適当なことをポンポン言って広げていく」ということに慣れていなかった模様。
 今までブレストを促せば適当にできてた私はここで大きく躓きました。結局この日はブレストの得意な社員さんに頼り切りで、しかも私は食道炎が悪化し早退……

 翌日出勤したところいつの間にか案が出来ていました。
 発想元は腹筋回数を記録するアプリだそう。それだけなんだけど、その日記録してないと通知が来たり、毎日つけると木が大きくなったり(違ったかも)。「モチベーションを上げる」という点ではかなり便利なんですね。
絵描きの社員さんにヒアリングしたところ、「絵の練習をしなきゃと思うが、結局できない」という人が多かったので、「モチベーションを上げる」だけでも大きな意味を持つのでは?
 俄に方針が固まり、「絵の練習をゲームでできるアプリ」を発表。今回はプレゼンもメッセージ重視に調整しました。

「絵を描きたいと思ったことがある人!」たくさん手が挙がります。

「絵をpixivに挙げたことがある人!」一気に数が減る……

 この差で結構会場がどよめきました。
 明らかに聴衆のリアクションが違う……!!!

③~3rd LT
 今度は2位に跳ね上がりました!いえーい
 FBを毎回下さるCCO(Chief Contents Officer)のふろしきさんも「モチベーションに注目したのは本当に良い、そこはpixivの投稿者を増やす上でも大きな課題だからね」と熱を持って褒めてくださりました。
(ちなみに後から聞いたんですが1回目のLTの時はブチギレ状態を押し殺して優しくFBしてくださったそうですw)
 ただ、とふろしきさんは間をおいて、
「こういうスキルアップ系はコンテンツが本当に大事になってくるから。senseiもそれで苦労した。中身頑張って詰めてね!」

ということで、「ゲームとして面白くしなければいけないらしい」と解釈した私たちは、ソシャゲなど参照しながらゲーミフィケーションを詰めまくりました。
 そしてだいぶソシャゲ化したものを発表したところ……

④~最終発表
 今度は3位。微妙な反応。
 社員さんからの反応の多くに「ゲームで本当に上達するのか確信が持てない」というものが多く、私たちは違和感を覚えました。
 何故なら、最初に参考にしたアプリは、「腹筋した回数を記録する」だけという、やるかやらないかのモチベーションを測るためのものだったから。
 コンテンツ設計というのも、講座内容の設計ということだったんですね。
 でもちがくない?私達が考えているのは1をどう10にするかということではなく、0をどう1にするということじゃない?

 ここでまた議論が止まり始めたのですが、学習したので早めにメンターの方を呼び出して上記のもやもやをより言語化するのを手伝っていただきました。
 その結果、「なぞる」なら誰でもできるんじゃないか?ということになり、でもそれってつまらなくない?と思ったものの、試しに文字をなぞって練習するアプリをダウンロードしたところ、意外な盛り上がりを見せる。
 このイラスト版なら面白い!!となり、方向が固まりました。

 正直言ってこの時点で私は優勝を諦めました。だって「世界に向けた」部分が見えなかったから。
 ビジネスってグロースさせなきゃいけないんじゃないの?ソーシャルな要素つけて顧客囲い込んで金注ぎ込ませないと。
 東京大学お金学部で毒された私はそう思いながらも、チームメイトの辿り着いた結論を、よりみんなに理解してもらえるべく、プレゼンの準備に打ち込みました。

 2人が黙々と実装している横でプレゼンを作り、メンターの方とあーでもないこーでもないと議論し……

 最終発表、ギリギリ間に合いました!
 ちなみにこの時点でなぜか声帯をやられ、ガラガラ声で発表しました。

「絵を描きたいと思ったことがある人!」

「絵を描いたことがある人!」

 なぜギャップがあるのか?

 時間がかかる、机に向かう態勢すら忙しい現代人には取れない、講座は時間かかる、かといって模写しても下手、やる気なくす……

 問題点を克明に挙げた上で、私達のプロダクトのデモをし、

「なぞるだけだから電車の中でも簡単にできる!」
「30秒以内という制限ついてるからいつでも気軽にできる!」
「履歴が残るから何度も挑戦したくなる!」

「誰でも 気軽に お絵かきが楽しくできる世界に!!」


 今までで一番盛り上がりました。
 最終発表の評価はCEOとCCOとCTOで、他の3班は何かしら弱点が指摘されていたのに対し、うちの班は全員べた褒めでした。
 もう優勝ですね。



pixivインターン優勝







【感想】
 正直最後までソーシャル要素つけようと1時間に1回言っていた自分を恥じました。
 プロダクトのコンセプトだけでも、とことんまで突き詰めれば評価される。
 逆にどれだけソーシャルでもコンセプトが突き詰まってないとどこかで天井を迎えてしまう。
 やっぱりプロダクトが強いんだよな。次はプロダクトが良い銘柄探そう。
 そう思えたインターンでした。

……というだけでなく、本当に素晴らしい社員さんばかりで、大変お世話になりました!
 うちの班は死ぬほどヒアリングしてたんですが、どの社員さんも快く引き受けて下さいましたし、ブレストのやり方みたいなぼわ~とした内容でもがっつり話を聞いて教えていただきました。
 思ったのが皆さん本当にクリエイターを尊敬していて、より良い形で世の中に発信しようとしていること。たぶん上場しない理由もここにあるのでしょう。某動画はリアルイベント偏重になってインフラに全く投資しなかった結果プレミアムでも生放送追い出されるとかいう自体でプレミアム会員もだいぶ成長が鈍化しているみたいですが、利益重視だとどうしてもそういうことが起こってしまう。
 あくまでクリエイターファーストというコンセプトをずらさないことに全力を注ぐ、という熱意を感じました。
 そこがはっきりしているので、雰囲気もすごくいいですね!打ち上げの二次会は会社で行われていたのですが、何故か飲みながらけもフレ上映会が開始されたり、Switchを遊び始めたり、なんだかカオスな感じでした。会社の1.2キロ以内に住むと住宅補助が出るので、8割の社員さんが近所に住んでいて、深夜アニメ上映会なども行われているらしいです。もちろん皆さん仕事は全力でやっていらっしゃるのですが、「クリエイターファースト」が決まっている分、変にまじめぶらなきゃとか、売上上げなきゃとか、肩肘張ることなく、純粋に楽しそうに仕事をしていらっしゃるのが凄い印象的でした。

 きっかけは不順な動機でしたが、良いプロダクトとは、良い会社とは、両方に凄い示唆を頂けました。
関係者の皆さん、本当にありがとうございました!
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